除染工事業

未来を担う子どもたちが安心して暮らせる環境を作るために


平成14年福島県郡山市で創業後、東北地方を主な拠点として活動してきた登建サービスは、
『地域社会に貢献し、企業、人より信を得る』という経営理念のもと、震災後いち早く復興事業に従事してきました。

その一つが除染事業です。

除染事業は地道で根気のいる作業です。広大な土地と目に見えない相手であるからこそ、
いち早く着手し、未来の子供たちに安心して暮らせる環境として引き継ぎたい。
そんな思いから始まった除染事業。
創業以来、支えて頂いた地元東北への恩返しと、子どもたちが安心して暮らせる未来のために
登建サービスは今後も復興事業に携わってまいります。


除染工事施工の流れ


1.雨樋清掃

雨樋清掃

家屋の除染については高所作業車やラクボシステムを使用します。勾配のついてる家屋は屋根洗浄は行わず陸屋根に関しては高圧吸引洗浄も行っております。

2.集水枡清掃

集水枡清掃

雨樋にたまった落葉等のゴミを取り、コケ及びカビ等をブラッシング又はウェスで拭き取り作業、集水桝も同様にブラシ洗浄になります。

3.高圧吸引洗浄中

高圧吸引洗浄中

庭石、コンクリート面、アスファルト、タイル等及び雨水枡の洗浄作業を行います。郡山市の仕様書に沿って洗浄は全て吸引式の機材を使用し、作業で発生した水を回収する事で汚染物質の流出を防ぎます。

4.土の削り取り

土の削り取り

事前に線量を測定し、表土の剥ぎ取り領域を確認した上で必要最低限の表土を剥ぎ取ります。
(手作業の場合は1cm~5cmを基本に掘削します。)

5.地下保管床掘状況

地下保管床掘状況

敷地の広さに応じて、重機と人力を使い分けて掘削作業を行います。

6.地下埋設作業

地下埋設作業

剥ぎ取った表土は専用容器へ入れて、敷地内へ仮置きします。仮置き場所は敷地所有者と打ち合わせ済みの場所へ置きます。

7.土の復旧

土の復旧

剥ぎ取った土と同量の客土を同じ場所に戻します。客土には山砂、砕石、単粒などを現場の状態に合わせて混ぜ合わせたうえで使用しています。

8.地下保管完了

地下保管完了

各作業が終了した時点で作業後モニタリング(雨樋、集水桝、土間、アスファルト、庭、埋設場所など)をして規定の数値に線量が下がったことを確認して現場完了となります。